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8月, 2019の投稿を表示しています

足関節外側側副靭帯損傷の診断① ~MRIと関節ストレス検査~

  足関節の捻挫は、靭帯損傷の有無が非常に治療に影響します。MRIは軟部組織に有利な検査です。動ごかしながら撮影する訳ではありませんので、痛みはありません。しかしながら、靭帯線維が幅が狭く、斜めに走っていることもあり、きれいに撮像することが難しいです。  関節ストレス検査は、古典的ですが、実際の動きと同様の前方引き出しと内反ストレス撮影ですので、一目で痛んでいるかがわかります。  MRI検査は患者さんの3割負担で8000円前後ですので高いです。確実にと思えば撮影したいとは思いますが、本当に確実に診断するのはストレス検査の方が、実際に即しているかと思います。  診断と治療については、また別の機会にお話しいたします。

関節リウマチの手指変形 ~ 手指の変形① ~

  関節リウマチの手指変形については、色々なパターンがあります。関節リウマチは関節が腫れて関節バランスが崩れて発生します。薬物治療をしっかり行い、最小限の変形に食い止めることが大切です。MP関節においては、小指側(尺側)に変形しやすくなります。  このブログでも少しづつですが、変形の原因、治療、生活する上での考え方などをご紹介していこうかと思います。

トイレ・風呂場改修工事が終了しました。

 この8月5日よりトイレ・風呂場の改修工事が終了いたしました。  以前よりバリアフリー化させていただきました。  入院生活は決して良いものではございませんが、職員とともに入院生活の一助になれるように今後も務めてまいります。