足関節外側側副靭帯損傷の診断① ~MRIと関節ストレス検査~
足関節の捻挫は、靭帯損傷の有無が非常に治療に影響します。MRIは軟部組織に有利な検査です。動ごかしながら撮影する訳ではありませんので、痛みはありません。しかしながら、靭帯線維が幅が狭く、斜めに走っていることもあり、きれいに撮像することが難しいです。 関節ストレス検査は、古典的ですが、実際の動きと同様の前方引き出しと内反ストレス撮影ですので、一目で痛んでいるかがわかります。 MRI検査は患者さんの3割負担で8000円前後ですので高いです。確実にと思えば撮影したいとは思いますが、本当に確実に診断するのはストレス検査の方が、実際に即しているかと思います。 診断と治療については、また別の機会にお話しいたします。