本日の手術後症例 ~母指CM関節症の手術後~
本日の外来には、昨年手術をした母指のCM関節症術後の方がいらしていたので、動画をとらせていただきました。 手術なので、指を使う上で馴染むまで気になることもあったようですが、本日で1年ぐらいです。 外観ではわからないぐらいの状況の傷です。右手を手術されています。 動画も撮影させていただきました。 つまむのも力がしっかり入っています。私の指の色も変わるくらい引っ張り合いができています。「痛みがとれたのが何よりです」と伺いました。 動きやすいとは言われなかったのですが、関節形成術という方法にしているので、手のひらをテーブルにつけることは、関節固定術よりもしやすいことが多いです。 肉体労働などしっかり手指のつまみ動作が必要な方にはご相談で固定術を行っています。どちらの手術にも長所、短所はございますので執刀していただく先生とご相談がよろしいかと思います。 「無理しないでつかえば大丈夫」「痛くないように使ってください」は、私も申しますが、永遠にこの2つの説明だけでは患者さんも納得していただけないと思います。 お困りの方が来訪される訳なので、対策として手術もあることをきちんと説明してくれる整形外科医、手外科医とご相談いただくのがよろしいかと思います。 谷野医師勤務 藤井外科胃腸科・整形外科のHP www.tanino-tegeka-seikei.com