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先週の症例から 足関節捻挫(外側靭帯損傷)② 手術になる場合~

  最近、足関節の靭帯損傷をお預かりすることが増えています。総体前、インターハイ前ということでけがも紙一重の練習が続いているのかと思います。  意外と多いのは、大学生で運動強度が上がってきての足首の痛みを訴える方も多いです。   「stop and go」「シャトルランで踏ん張りが効かない」「階段やランニングで足が重くなる」は、不安定性のサインです。  私が手術を勧めるラインもこの辺りの症状が緩和しない方となります。  どうぞ、我慢しても靭帯のゆるみが治るわけでもありません。テーピングでいければOKでもありますが、その先の変形性足関節症を予防する観点でもお話ししていきたいと思っています。 藤井外科胃腸科・整形外科 ・住所   香川県高松市田村町1277 ・診療内容  専門外来では、日本リウマチ学会専門医、日本手外科学会専門医、同代議員、日本肘関節学会評議員、日本整形外科学会スポーツ認定医である院長(谷野医師)が対応いたします。  各種人工関節(肘、指)手術、上肢の骨折や靱帯、腱損傷、神経損傷の修復術など手のけがを中心に慶應義塾大学関連施設において年間平均250例以上の執刀手術の経験を生かし(平成31年度当院調べ)、先進の知識、的確な診断、より適した治療を心がけ、患者さまの状況を踏まえながら、今後の治療を一緒に考えさせていただきます。  スポーツ障害では、競技の特性を考慮したけがの予防、早期復帰を目指して、リウマチ治療では、早期診断と関節破壊を予防するための投薬治療、壊れた関節には人工関節手術による再建をいたします。  常に患者さまとともに症状改善を目指します。

今日の手術症例 ~キーンベック病~

  今回の東京では、手外科医らしくキーンベック手術と尺骨突き上げ症候群の2例を執刀してまいりました。  橈骨を骨切り、尺骨を骨切りと正常な骨を切って行う手術を並べて行うと少し申し訳ないような気がしますが、正しい治療方法・適応なのでご心配なく。  仲間や患者さんの「 期待に応える 」これにまい進してまいります。