橈骨遠位端骨折の偽関節

 先日、整形外科集談会という整形外科医の症例検討会発表に参加してきました。タイトルにあるように橈骨遠位端骨折の骨がつかなかったというちょっと困った症例です。正しくは、初期治療に難があり、その後に大学病院の手外科専門医がきちんと直しました。という発表でした。

 80代後半の男性とのことです。初期治療を誤ると生活のご不自由な時間が続いてしまいます。

 改めて的確な診断と治療をセットで提供できるようにと思った次第です。

 次は後輩君が日本足の外科学会で発表してくれます。

 学会での経験は自分一人では経験できない症例と出会える大切な研鑽の場です。今後も積極的に参加していきたいところです。

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