当院のトイレの改修工事 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 7月 07, 2019 この7月12日より3週間の予定でトイレ・風呂場の改修工事を予定しております。少しづつですが、患者さんにとって良い入院環境を提供できるように改善を図ります。 工事中はご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
一般的な腱鞘炎(ばね指)の治療方針について 4月 21, 2024 手指の腱鞘炎の特徴と症状について 腱鞘炎とは、腱と腱鞘の間に炎症が起きる病気です。腱は腱鞘の中を通って指を曲げたり伸ばしたりする際に必要な部位です。 症状は初期段階では違和感や不快感、一瞬の痛みがあります。進行すると指を曲げ伸ばす動きが困難になり、日常生活に支障をきたすこともあります。 手指の腱鞘炎の治療法 1: 安静 症状がある場所に負担をかけずに安静に過ごすことが大切です 2:ストレッチ 症状が軽減したら手指を意図的に反対側の手で伸展させることで、 指の柔軟性、腱の滑走性を保つことが重要です 3: 病院での治療 改善が見られない場合は、ステロイド注射を腱鞘内に投与して炎症 を 抑えることもあります。並行して、運動療法リハビリにて具体的 な手指の使い方を指導します 4:手術 1から3の治療で改善が得られない場合、来院時にすでに関節拘縮、 屈筋腱同士の癒着がある場合は手術が必要になる場合もあります 手指の腱鞘炎の手術方法 実際の手術方法には以下の3つがあります 1. 腱鞘切開術 o 通常の皮膚を切開して行う手術です o 局所麻酔を行い、腱鞘の直上の皮膚を数センチ切開します o 切開した箇所から原因となっている腱鞘を探し、指の両側にある動脈や神経を傷付けないように手術を行います o 抜糸は 10 日前後で行われますが、軽度の作業はすぐに行えます o 費用は症状によって異なり、健康保険の 3 割負担で 2 万円前後です 2. 内視鏡手術 o 内視鏡を使って行う手術です o 局所麻酔を行い、皮膚を数ミリ切開し、内視鏡の管を挿入します o 管の中にメスを入れて炎症を起こしている腱鞘を切除します o 費用は施設によって異なり、健康保険の ... 続きを読む
本日の手術後症例 ~母指CM関節症の手術後~ 11月 28, 2021 本日の外来には、昨年手術をした母指のCM関節症術後の方がいらしていたので、動画をとらせていただきました。 手術なので、指を使う上で馴染むまで気になることもあったようですが、本日で1年ぐらいです。 外観ではわからないぐらいの状況の傷です。右手を手術されています。 動画も撮影させていただきました。 つまむのも力がしっかり入っています。私の指の色も変わるくらい引っ張り合いができています。「痛みがとれたのが何よりです」と伺いました。 動きやすいとは言われなかったのですが、関節形成術という方法にしているので、手のひらをテーブルにつけることは、関節固定術よりもしやすいことが多いです。 肉体労働などしっかり手指のつまみ動作が必要な方にはご相談で固定術を行っています。どちらの手術にも長所、短所はございますので執刀していただく先生とご相談がよろしいかと思います。 「無理しないでつかえば大丈夫」「痛くないように使ってください」は、私も申しますが、永遠にこの2つの説明だけでは患者さんも納得していただけないと思います。 お困りの方が来訪される訳なので、対策として手術もあることをきちんと説明してくれる整形外科医、手外科医とご相談いただくのがよろしいかと思います。 谷野医師勤務 藤井外科胃腸科・整形外科のHP www.tanino-tegeka-seikei.com 続きを読む
野球肘(外側型:離断性骨軟骨炎)の実際症例 9月 08, 2024 本日は今後手術予定の患者さんの画像からです。 14歳 男性(中2) 近医のスポーツクリニックで野球肘検診と称して3,4か月に1回経過観察されていたようです。3か月の野球禁止をうけていたが、そのあとは、ドクターの指導内容がどうしたらよいのかわからないため、初発の症状から1年経って当院に来訪いただきました。 関節可動域は良いようです しかしながら、実際のレントゲンでは、以下のような写真となっています。 画像では見事なOCD(離断性骨軟骨炎)です。中央の骨がへこんでいる点が異常なので、中央型となります。外側が欠損する外側型よりは可動域制限などが目立たないので、困らないとドクターに判定されたようです。保存療法を経て、このように外側が修復していき中央だけ残ることもあります。 あまり患者さんは疼痛は言わないことも多いですが、この方は、 「キャッチボールとちょっと遠投するとやっぱり痛いです」「バッテイングは大丈夫です」とのことです。 指導されていたドクターからは、「無理しない範囲で使っていいよ」とのこと、私から「本当に 上手くできているの? 」と聞くとちょっと黙っていました。 野球肘外側型では小学生高学年から中学生ぐらいまでは、OCDと呼ばれる離断性骨軟骨炎での受診率が高いです。実際、整体やスポーツトレーナーの預かりでエコーだけ当てて経過みているチームもいる事実もあります。 今回のドクターはスポーツ医の資格だけの先生ですので 、手術にならないように予防のお話しはしていたようですが、 手肘の専門医、指導医でもありませんでした。 そのため、野球肘の手術適応の基準は知らないようです。 成長期のスポーツ障害は競技によって特徴的なものがあります。野球肘というぐらいですから、本疾患では肘の専門性が高い医師と相談していただければと思います。 (この子の場合、病初期で3か月待っても復帰できない場合は、骨釘移植などで術後4か月から5か月で完全復帰を目指しますし、分離期や遊離期で大きな欠損の場合は、肋骨肋軟骨や膝からのモザイク形成術で術後5から6か月の完全復帰が可能です。患者さんにも、早い段階で適切な治療方針を提示してもらい、家族で選択できる環境が欲しいところです。このご家族のおいては前医からは何も説明されておりませんでした。) 谷野医師勤務 藤井外科胃腸科・整形外科のHP www.... 続きを読む
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