足関節外側靭帯損傷の診断② ~診断後の判断~

 足関節の靭帯損傷が発生したあとは、その程度をどう足考えるかです。私自身はストレス撮影での関節動揺性と腫脹の程度を重視しています。以前に受傷している方は、ストレス撮影の動揺性と関節腫脹の間に乖離がある場合も多いです。

 以前に受傷しているとすでに靭帯は緩くなっているので今回、捻っていても腫脹の程度が低くなります。これが「捻ってもすぐ直るから大丈夫」と誤解してしまうパターンの一つです。

 緩みが続くと、軟骨損傷も併発してしまうので一つ一つの受傷時にその重症度を判定をしていくことが肝要です。

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