日本手外科学会での発表動画 ~母指CM関節症~

 今年の日本手外科学会(4月20~21日)では、幸い、演題が二つ採用いただきました。

コロナ禍であったため、本格的な対面での学会は久しぶりとなりましたので、頑張って二つ演題をエントリーしたところうまく採用されました。

今日はその一つの動画を掲載します。

75歳以上の独居生活の患者さんにさせていただいた母指CM関節症の1年以上経過した方々の手術成績です。

細かなデータ主体の発表ですが、手の機能が改善しています。ということになります。

私自身もいくつかの手術方法を患者さんとご相談しながらお勧めし、手術をさせていただいております。

今回のような独居生活の方々は「早く手を痛みなく使いたい」と思う一方、「もう年だからあきらめようか」と悩まれていた方々です。

母指CM関節症なので手外科専門医からすると、手術内容も色々ありますし、求めるgoalによっては、固定術など他の術式の方が良い印象もあります。

患者さんが選ぶこと自体が大変だとは思いますが、患者さんに選択枝があることが最も大切なことだと思います。



谷野医師勤務 藤井外科胃腸科・整形外科のHP
www.tanino-tegeka-seikei.com

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