更年期以降の女性向け 骨密度検査のご案内

 


 更年期を迎えると女性ホルモンが低下し、骨代謝のバランスが崩れて骨密度が急激に減少しやすくなります。自覚症状なく進行する骨粗鬆症は、骨折リスクを高め、日常生活の質を大きく損なう可能性があります。当院ではDXA(二重エネルギーX線吸収法)を導入し、大腿骨と腰椎を同時に測定できる精密検査を実施しています。

 診療時間において施行可能です。

予約不要です。

 

DXA法による測定の特長

           同時測定:大腿骨頸部と腰椎の骨密度を一度に確認

           高い再現性:治療経過や定期検査での変化を正確に比較

           低線量被ばく:一般X線検査と同等以下で安全性を確保

           短時間検査:1015分で検査完了、結果は即日解析可能

 

当院ならではの検査体制

           最新型DXA装置を完備し、医師自らが測定

           Tスコア・Zスコアを用いた詳細解析

           医師による結果説明と運動・栄養アドバイス・治療方針・服薬を提供

           保険適用検査のため自己負担は13割程度

                    (加入保険条件により異なります)

 

こんな方におすすめ

           身長が1cm以上縮んだと感じる方

           1か月以上続く、背中・腰の違和感や痛みを訴える方

           50歳以上の更年期以降で骨粗鬆症に不安がある方

           ご家族に骨折経験者がいる方

           予防的に骨の状態を把握したい方

           ステロイド薬を3か月以上服用されている方

 

骨密度を早期に正確に把握することで、適切な運動療法や栄養管理、必要に応じた薬物療法をタイムリーに開始できます。将来の骨折リスクを大幅に軽減し、いきいきとした毎日を守りましょう。

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