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野球肘の内側部痛 ~小中学生の場合~

  野球肘をコントロールすることはなかなか難しいです。小学生高学年から中学生は骨端線が残っていますので、過負荷に伴う剥離骨折様のレントゲン像を見つけ出すことが大切です。もちろん、無いに越したことはないのですが、レントゲンでもしっかり捕まえることは可能です。MRIがすべてではありません。屈曲45度像や外旋斜位ときに内旋斜位を用いれば画像での評価に耐えられます。成長期の画像は、3から6か月単位で成長軟骨の見え方も変わりますので、より注意が必要です!  もしも診察してくれた先生に「とりあえず様子見ましょう」と言われたら、どのくらい様子見るのかを先生によく相談していただきたいと思います。  みんな早く野球やりたいんです。その期待に応えましょう。

もうすぐ日本肘関節学会

  今年も2月第2金土曜日で日本肘関節学会が開催されます。私も微力ながらお手伝いということで、座長依頼を受けております。  骨折や変性疾患の演題はもちろんのこと、症例報告やスポーツ関連演題、小児演題など様々な発表をこの2日間で見ることが可能です。外来診療をお休みして参加するので、それに見合ったものを吸収していこうと思います。

四国新聞 健康新聞の記事

  ちょっとしたご縁もあって、現在、四国新聞社さんの月1回別冊媒体で配布される健康新聞内の記事編集委員をさせていただいております。  内容を編集委員で吟味して編集、掲載しております。  私の記事も載せていただいております。この場を借りてお礼を申し上げます。  12月にデュプイトレン拘縮を上梓していただき、今度の3月にTFCC損傷を取り上げていただきました。  取り上げた病期に対する正しい知識と整形外科の標準医療をみなさんに知っていただく良い機会と思い精力的に参加していこうと思います。  記事を目にする機会がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。  

サッカー選手と足関節捻挫

  サッカー選手は、足関節の捻挫が多いスポーツの一つです。香川県には、足の専門医はいないため、小生が治療を担当することが多くなります。幸い、大学の足の専門医(評議員)の先生方にお世話になっておりました関係でどこまで治療できるのかをお話しできることが可能です。  先日も陳旧性の足関節靭帯損傷の手術治療をさせていただきました。本人曰く、球をもらってからの切り替えしやドリブルする時とデフェンス時の切り替えし運動が不安定で困っていたとのことでした。6週目からサッカー練習を再開されています。高校生活の限られた時間の中でけがのために練習を休むことは大変つらいことです。  ただ、漫然と待っているのでは何も生まれません。正確な診断、適切な治療を受ける権利が患者さんには常にあると思います。 

日本肘関節学会の座長依頼

  先日、日本肘関節学会の座長依頼のお手紙がとどきました。雪まつりが札幌で開催される時期ですので、まずは宿泊確保が大切です。  日本レベルの肘関節に興味のある整形外科医が一同に会して議論、発表する2日間です。  座長の依頼は、いつもながらですが、身の引き締まる思いです。活発な議論の中に新しい思考、工夫がみられるので楽しみな2日間です。

転倒後の手関節痛 ~骨折は見つけるのも難しいものです~

  転倒後1から2週間たっても痛みが取れない方が来院されました。近医でレントゲン撮影をするものの骨折はないでしょうとのことでした。本人は掌の小指の付け根が痛いようで掌側から押すとよけるように痛がりました。私もレントゲンはとりましたが、判然としないので、CTを依頼したところ、今回は、有鉤骨鉤骨折でした。鑑別診断のレベルでは豆状骨や三角骨も可能性があります。最初の段階で「骨折はないです 」と言われることもあるかと思いますが、痛みが続く場合には、もう一度、どうぞ整形外科医にご相談ください。  肋骨骨折なども2週間ぐらいした方が、骨折線が分かることも多いです。患者様にとっては煩わしいことかもしれませんが、いつか治るだろうが本当に治るかはご相談しながら行わないと想定外の展開となります。

日本足の外科学会 ポスター発表

  この週末に日本足の外科学会が木更津で開催されました。関連病院の先生にお願いして、ポスター発表していただきました。腓骨筋腱脱臼の発表でしたが、無事に終了したようです。  実体験として学会での質疑応答の経験が次の臨床に生かされます。発表の後にデイスカッションしていただければさらに良い経験になります。学会に行くのも大変なのですが、何かをつかんでもらえれば苦労もひとしおと思います。